人づきあいが面倒だけど交友関係が欲しい人は「イドコロを作る」を読もう。【書籍レビュー】

書籍レビュー

「人と会ったり、人と話したりするのは楽しいけど、なんか疲れる、、」

「コミュニティの狭さは自覚してるけど、新しく友人関係を気付くのは大変だなあ、、」

こういう人は多いのではないかと勝手に思っています。

そんな方にこそ「イドコロをつくる」を読んでいただきたいです。

「イドコロをつくる」はいろいろな形の交友関係を8つの型に分け、

これら8つのどれが大事というわけではなく、使い分けが重要。

と教えてくれる本です。

正直ハッとしました。

友人(これも型の1種として紹介されています)をどうやって作ろうかと頭抱えてたので、、

「こんな些細なものも交友関係といっていいんだ」と心が軽くなりました。

同じ感覚の人がいればきっとこの本が助けになってくれるはずです。

この記事の対象者:コミュニティは広げたいけど、友達付き合い大変だなあ。と思っている人たち。

この記事で得られるモノ:「友人を作る」以外で心地よい交友関係を作る方法がわかります。

結論:とりあえず8つの型があることがわかるだけで十分

まず結論として、この本で紹介されている8つの型を紹介します。

○自然系イドコロ

  • 生活を共同する集まり(≒ 家族その他)
  • (親しい)友人
  • 仕事仲間

○獲得系イドコロ

  • 強い趣味の集まり
  • 公共空間の気に入った場所
  • 日頃通える小さなお店
  • 有志でつくるオープンな空間
  • 文明から離れて一人になれる空間

以上です。

この本の面白いところは

コミュニティづくりの本ではないこと です。

筆者はこの本を

「威圧的な圧力がなく、思考が解放され、時には鼓舞されるような場」を作る本だと述べています。

この場のことを、この本では「イドコロ」と呼んでいるわけです。

この「イドコロ」をいろんなアプローチで用意しておくことで、

現代の競争にまみれた世界で正気を失わないためのコミュニティ基盤にしようぜ、って話でした。

社会の荒波に揉まれて荒んだ心のリフレッシュになるような、

対等なコミュニティに繋がりそうな「場」の紹介が概念レベルで紹介されている本です。

みんな自然系イドコロ(家族、友人、仕事仲間)を求めすぎている

この本を読んで強く感じたのはこれです。

「みんな家族、友人、仕事仲間ばっかりに目がいってるんだろうな」

この本では複数の「イドコロ」を持つようにしようと再三述べられています。

体の免疫がいろんなタイプを複合して、外部のウイルスと戦うように、

コミュニティもいろいろ持って使い分けないと、外部の悪意に耐えられない、と述べられていました。

確かに仕事場の環境が終わっているときに「仕事仲間」しかイドコロがなければ詰みですし、

「友人」には弱音を吐く雰囲気じゃないけど、「家族」になら言えたり、

獲得系の軽いコミュニティだからこそ、零せる小さな愚痴だってある気がします。

会話はなくてもコミュニティは築ける

必ずしも知り合いと集まることが「イドコロ」ではない。

これがこの本を読んで1番「なるほど、、、」と思ったことです。

  • 注文のやりとり
  • 常連客として顔を覚えてもらっている(実際どうかはともかく)
  • 一緒に同じものを共有している

こういう「感覚」だけでも十分「イドコロ」になるわけです。

○「感覚」を提供してくれやすい例

  • 純喫茶
  • 寿司屋
  • 蕎麦屋
  • スナック

相手との距離感がちょうどいいお店・施設を探るのが大事なわけです。

○心地よい距離は人それぞれ

  • お店の人と話せた方が居心地がいいな
  • 元気に注文を聞いてくれる店員がいてくれれば満足

そしてこれを店員に強要しない。

そういう店員がいるところをイドコロにするために探そう。

同じ空間を共有できて心地よい距離を保てるなら

会話がなくても「イドコロ」になり得る。

友人の家の近くにある蕎麦屋は飯も美味いが、

切り盛りしてるおばあちゃんとかその店の雰囲気が

すげー落ち着くのを思い出しました。

無理に繋がろうとするから疲れる

この本の凄く良いなと思った感覚は、

たまたま声が届いた人が楽しそうだから参加できるときに集まって、結果として心地よい空間が一時的に現れただけ

という考えです。

どうしても

  • コミュニティは増やすもの
  • なにかするなら人は多い方がいい
  • みんな仲良く
  • 人からの誘いは基本的にのらないとダメ

みたいに思ってました。

投稿主はどうしても繋がりが希薄に見えて、

繋ぎ止めるためになにかし続けないと、と思ってしまう節があります。。

そうじゃなくて、

人との関係はもっと簡単に考えてもいいんだよ

って言ってもらえた気がしました。

  • したいことをたまたま集まった人たちでやる
  • やって満足したら解散
  • 次あうのは1年後かもしれないし、次はないかもしれない

そういう一度きりの関係だって、十分すぎる関係なんだって。

本の具体的な紹介

最後に少しでも気になるってなった方に向けて、本の具体的な紹介をします。

  • Amazonレビュー:4.2(51レビュー)(2025年3月現在)
  • Audible:なし
  • 著者:伊藤洋志
  • ページ数:225ページ
  • ISBN10:4487811155
  • ISBN13:978-4487811151

まとめ

書籍「イドコロをつくる」について書いてきました。

さっくりまとめます。

イドコロ8種

  • 生活を共同する集まり(≒ 家族その他)
  • (親しい)友人
  • 仕事仲間
  • 強い趣味の集まり
  • 公共空間の気に入った場所
  • 日頃通える小さなお店
  • 有志でつくるオープンな空間
  • 文明から離れて一人になれる空間

会話はなくてもコミュニティは築ける

⇒ 同じ空間を共有できて心地よい距離を保てるなら、会話がなくても「イドコロ」になり得る。

無理に繋がろうとするから疲れる

⇒ 十分な役割を果たしたら素直に手放す勇気も必要

どうしても丁寧に丁寧にコミュニティを築こうとしてしまうけど、

瞬間的な共同作業も立派なコミュニティだよねって気付きでした。

以上。記録終了。

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